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OVERWATCH Intercollegiate CUP 2020の中止に関する一連の騒動について

February 13, 2020
February 17, 2020

OVERWATCH Intercollegiate CUP 2020の中止に関する一連の騒動について

 OVERWATCH Intercollegiate CUP 2020(以下、本大会という。)へ参加予定であった学生の皆様、本大会の開催を楽しみにしてくださっていた皆様、本大会の準備に対して甚大なご協力を頂いた皆様、並びに日本のe-sports産業の発展を願う皆様、この度は一連の騒動に関してご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。 Twitter等のSNS媒体でお問い合わせいただいております、本大会の中止に至った経緯につきまして、周知されている情報と事実が異なる部分が多いため、一切の偽りなく大会中止に至る経緯をこの場でご説明させていただきます。

 ことの経緯を2月13日に公表させていただきましたが、不正確な内容が含まれておりました。
株式会社ASH WINDER 様、広島経済大学 ESVR同好会eSportsチーム 様、当連盟、三団体の合意のもと新しい声明を再発表させていただきます。

本大会開催に際しての関連団体

2019年11月

 当連盟は11月初旬から本大会の企画をESVR様と進めておりました。11月下旬には、OVERWATCH の開発元であるBLIZZARD社より公認をいただきました。同時期にASH WINDER様が運営するゲーミングハウスに足を運びお話しさせていただき、「協力」という立ち位置でASH WINDER様が開催場所を提供してくださることになりました。その際、スポンサー交渉等を円滑に進めるために早々に予算書の作成に取り掛かりました。 当連盟からASH WINDER様の方に「できるだけ早く施設利用料を教えていただきたい」と申し上げたところ、年内には会場の施設利用料の詳細を出すとお返事をいただいておりました。

 当連盟からASH WINDER様の方に施設利用料を教えていただきたいとお伝えしたところ、「特別料金としてできる限り料金を下げて提示したいが、施設貸出に関する契約書は遅くとも年内には書きたいので、イベント時使用する席とエリアの詳細を早めに教えていただきたい」とお返事をいただきました。

2019年12月

 BLIZZARD社の公認と本大会の開催場所の決定が済んだタイミングで、私たちは参加者の募集とスポンサー交渉に取り掛かりました。少しでも早く参加者を募ることで大会の実現可能性を提示し、スポンサー交渉を円滑に進めるため4日には先行招待用のフォームを作成し、11日には全国のe-sportsサークル100団体以上にコンタクトを取りました。

 スポンサー交渉に関しては150社ほどに問い合わせ25社ほどの企業様とお話しする機会をいただきました。その結果、1社から物品提供という形での支援のお話しをいただくことができました。

 実況解説に関しては当初は有志の学生で行おうと当連盟とESVR様で話しておりました。ところが、Twitterでの大会開催告知への反響が想像以上に大きかったためプロの実況解説者を呼んでも良いのではないかとESVR様と年末に電話にてお話しさせていただきました。ただ、その時点で思うようにスポンサー交渉が進んでいなかったため「今回は少額、もしくは出せない可能性もありますが、次回開催の時もお呼びし、その時にお礼をさせていただきたい。それでも協力してくださる方がいるならお願いしよう」と当連盟とESVR様と双方の合意で決定しました。

 一方、会場については、この時点でASH WINDER様から施設利用料に関する連絡はありませんでした。そんな中、電話にてESVR様と本大会に関する打ち合わせをしている最中に彼らから「ASH WINDER様が最悪、タダでも良いとおっしゃっていた」という情報を聞き、会場利用についてはそのように話が進んでいると認識しました。

 大会の詳細が決まっていなかったこともあり、使用するエリアと席数をお伝えできておりませんでした。
ASH WINDER様からESVR様に「学生さんの集まりなので経済事情も理解しているし、最悪ASH WINDERを無料で使わせてあげてもいいくらいには様々なサポートをしたい」との旨のお話があり、ESVR様から当連盟に「最悪ただでもサポートしていただける」と伝えていただきました。
ASH WINDER様から当連盟に「施設貸出料金を無料でも良い」と正式にお伝えいただいた事は一度もありませんでした。

 ところが当連盟は、ESVR様から頂いた施設利用料に関する情報をASH WINDER様へ直接確認を行わなかったため、当事者間の認識に齟齬を生じさせる結果を招いてしまいました。

2020年1月

 2020年になってからも絶えずスポンサー交渉は行い、更に15社ほどの企業様とお話させていただきましたが先方の決済等の都合もあり、良いお返事は頂けませんでした。そんな中、実況解説者のキャスティングをESVR様がしてくださったのですが以前お話しした内容とは異なり、通常の出演料で 一般的な謝礼金と交通費に関しての 話が進み、すでに日にちをおさえたという報告が事前の相談なく、事後連絡という形で届きました。同じタイミングで、当連盟から現在の予算と必要経費に関して、当連盟とESVR様、ASH WINDER様の三者間でのグループ通話 の際に共有しました。その際に施設利用料についてもお話ししましたが、明確な料金をご提示頂けませんでした。 を行いました。

 内容は理想的な形で開催するための必要な予算が150万円程度という共通認識を持つものでした。 またこの段階で、ASH WINDER様から見積書を出すために使用するエリアと席数に関する詳細について何度もお問い合わせをいただきました。 しかし、この時点で参加確定校が1〜2校という状況であったため上記のお問い合わせに対して正確にお答えできる状態ではありませんでした。


1月も後半となり、このままでは大会の開催が危ぶまれると判断した当連盟は持ち寄りで10万円を大会運営資金として用意することを決定しました。これにより、遠方からの出場者様に対する交通費の支援と少額ながら実況解説者の出演料がまかなえる金額を準備することができました。

 しかし当連盟は、このことをはASH WINDER様やESVR様にはお伝えしていなかったため、情報共有の不備を招いてしまいました。

2020年2月

 そして、ASH WINDER様から大会に関してお話があるとご連絡いただき、お電話でお話しさせていただきました。 まずこちらからスポンサーが集まっていないことと、現在の当連盟の予算が10万円あることを共有致しました。その上で、ASH WINDER様からは「施設利用料が15万円で話が進んでいる」と伝えられました。これがASH WINDER様から当連盟への初めて施設利用料に関する明確な提示でした。当連盟で把握していた金額とは全く異なっていたこと、大会まで3週間を切っていたこともあり、追加で15万円を用意できる確証はありませんでした。

 ASH WINDER様は学生を支援する姿勢で活動されており、ご好意により「予算案150万円程度が存在しているのならば本来は35万円請求するところを特別対応として15万円で請求するつもりであった」と伝えていただきました。 もっとも、この時点で当連盟は、賞金・謝礼金・交通費など含め二ヶ月で十分な金額を用意できていなかったため中止と判断いたしました。今回の大会中止の大きな理由となった資金調達の失敗、並びに情報共有の不備は当連盟に責任がございます。

さらに2月に入りコロナウィルスの感染拡大を心配する学生の声も実際にあったためオフラインでの大会を中止せざるを得ないと判断いたしました。

 当連盟は、本大会の中止に伴い、ESVR様に対し、オンラインでの開催を提案させていただいていました。ところが、ESVR様は当連盟に何の連絡もなく、誤りを含んだ情報を流した上で別の大会として開こうとしていたため、今回のような混乱が生じてしまいました。

 また、今回当連盟の情報共有の不備によりESVR様に対して不信感を募らせてしまいました。 その結果、当連盟が本大会の中止に伴い、ESVR様に対し、「5〜10万円の準備ができるが、オンライン大会に移行するか」と連絡をしましたが、ESVR様が「連盟の資金調達の失敗で予算が 0円でありオフライン大会が中止になった」と虚偽の情報を流し、連盟への断りなく独自にオンライン大会の企画を行ったため誤解を招き、今回のような混乱の発端となりました。

以上が、本件の顛末となります。

今回の件と今後について

 日本のe-sportsはまだまだ未熟で、企業の皆様も関心はあれど、参画に至っているのはほんの一部のみです。さらに、OVERWATCHの日本のプレイヤーは比較的少なく、大学生の大会も存在していませんでした。そこでOVERWATCH2が出るタイミングで日本の学生のOVERWATCHのコミュニティ形成のきっかけになればという思いもあり、今回の大会を開催させていただきました。

 今回このような事態に至ったのは役割の明確化ができなかったことが原因です。そのため情報の食い違いが生まれたり、企業の皆様に魅力に感じてもらえなく、開催にいたりませんでした。

 今回このような事態に至ったのは2つの原因があると考えております。
 1つ目は情報共有の不備です。当連盟が、情報共有を十分に行っていれば今回の事態に至ることを回避できたと考えております

 そして2つ目は、資金調達の失敗です。参加校の確定が当連盟の想定より大幅に遅れたこともあり、協賛のお話をさせていただいた際に大会の実現可能性をきちんとお伝えすることができませんでした。
加えて、大会スポンサーを獲得できなくても大会を開催できるような組織的な資金計画が必要でした。


 今後はこのようなことがないように、大会開催には関係各所が密な連携をとり、役割の明文化を徹底すると共に、大会や交流戦、その他イベントなどで企業の方はもちろん、多くの学生に魅力に感じていただけるような企画をしてまいります。

 改善策として今後は大会開催に際して関係各所と密な連携をとり、情報共有を徹底していきます。具体的には、関係者それぞれの役割・タスクの確認、細かい頻度での進捗報告に努めて参ります。さらに、大会主催に限らず魅力に感じていただけるような取り組みを行って参ります。

 私たちは、大学生e-sportsを発展させたいという思いで集まった学生のみで構成し発足いたしましたが、様々なパブリッシャーの方と関わらせていただいたり、加盟学生団体様や協力企業様、また弁護士などの専門職の方のご協力もあり徐々に規模を拡大してまいりました。

 現在、大学でのe-sports団体は、非公認団体がほとんどです。大きな大学対抗戦も少なく、仲間内でゲームをプレイするだけになり、モチベーションが維持できずメンバーが減り、新入生も入らず、設立メンバーの卒業と同時に潰れるという悪循環を繰り返しております。この悪循環を断ち切るために、当連盟は大学対抗戦の開催を第1の活動としており、それに付随して研究・人材育成・ルール設計の3つの活動を行い実績を積んでまいりました。

 当連盟は今後も大学対抗戦の開催だけに限らず、様々な方面から大学生e-sportsの発展に寄与してまいります。

  今後とも学生e-sports連盟をよろしくお願いいたします。

最後に

 2月13日の発表では、不正確な情報を当事者間ですり合わせることなく独断で発表し、今回の学生対抗戦の企画並びに話し合いにおいて、ASH WINDER様の非は一切無かったにもかかわらず「ASH WINDERがイベント直前に高額な貸切料金を提示してイベントを潰した」と読み取れる不適切な文章となり、ASH WINDER 様並びに関係者様へご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

2020年2月17日
株式会社ASH WINDER
広島経済大学 ESVR同好会eSportsチーム
一般社団法人 学生e-sports連盟