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04.VALORANT First Wave 優勝インタビュー

July 8, 2022

今回は、5月に行われたVALORANT学生大会「イーカレ VALORANT First Wave」にて優勝したUDON ZONE DRAGON X(以下、UDX)の皆さんにお話を伺いました!


目次

  1. はじめに
  2. 大会前の練習
  3. チームの雰囲気
  4. 試合中の工夫
  5. 試合内容
  6. コーチの存在
  7. 筆者後記

↓大会アーカイブはこちらからご覧ください↓




0.はじめに


eSTORY:
UDXの皆さん、優勝おめでとうございます!

UDX:
ありがとうございます!

eSTORY:
今回の大会に関して、色々と質問させていただきます。
早速ですが、率直な感想を教えてください!

UDX:
とにかく、楽しかったです!結構練習したので、優勝できてよかったという気持ちもあります。

1.大会前の練習


eSTORY:
では、いまお話にもありました、大会前の練習についてお聞きします。どれくらい練習されたのでしょうか?

UDX:
大会の二週間前あたりから、スクリム(=他のチームとの練習試合)を組んで、10日ほど全員で練習しました。大体20戦くらいですね。特に今回は久しぶりの大会だったので、(チームの連携を)合わせなおすという意味でも練習をしっかり行いました。

eSTORY:
練習で大変だった、できなかったことはありますか?

UDX:
アセントでのキャラ構成が課題でした。アップデートによる調整によって、今までのジェット・チェンバーを使う構成から変えなければいけなかったんですよね。いろいろ試しても良い形が見つからず、結局、各々が動きやすいキャラを使う構成になりました。


↑こちらがアセントにおけるUDXのキャラピック。個の動きも生かした、機動力の高い構成のようです。

2.チームの雰囲気


eSTORY:
練習中、試合中のチームの雰囲気はどうでしたか?

UDX:
本番は割といい雰囲気で楽しくやってました。

eSTORY:
本番は、ですか?

UDX:
そうですね、練習中はどちらかというとピリピリした雰囲気でやっています(笑)。でも、自信のなかったアセントで勝った後はかなりいい雰囲気でしたね。  

3.試合中の工夫


eSTORY:
試合中に、相手に対応するためどのような工夫をされたのでしょうか。

UDX:
今回、実は対応があまり上手くいきませんでした。ただ、とにかく声を出しコミュニケーションをとるというのは意識しました。たとえば、人数差で有利を取った時など、取れるラウンドをしっかり取ろうという感じです。  

4.試合内容


eSTORY:
試合内容についてですが、特にアセントでリテイクの場面が多かったように感じたのですが、そこは意識した点ですか?

UDX:
そうですね。先ほどのキャラ構成の話と繋がるのですが、構成上相手にセットアップされてしまうと止められないことがわかっていました。なので、削れるだけ削りつつも、無理はせずにサイトを渡して、連携を取りながら人数をかけて取り返す、というのはかなり意識していた部分です。  

5.コーチの存在


UDX:
毎回スクリムを見てもらった、うちのコーチの話をさせてください。

eSTORY:
ぜひお願いします!コーチの存在というのはチームにどういった影響がありましたか?

UDX:
コーチでもありアナリストでもありますね(笑)。スクリムを客観的に見た上で、反省会でアドバイスをしてくれました。同じメンバーでやってきた期間が長いので、固定された動きや考え方がどうしてもあるのですが、こういう動きもいいんじゃない?と一言、"スパイス"を加えてくれました。特に、守りのローテーションやセットアップなどの面でクリティカルなアドバイスをもらいましたね。  

6.筆者後記

改めて、UDXの皆さん優勝おめでとうございます。今回の大会は様々なレベル層のチームが気軽に参加できる形式でしたが、それでいて決勝戦はとてもハイレベルな試合だったように感じます。プロのVALORANTが盛り上がっているさなかですが、学生のVALORANTからも目が離せません。  

この記事を書いた人

池田大騎

学生理事

早稲田大学 文学部2年

最近のお気に入りはVALORANTやLeague of Legends。競技性のあるものからパーティーゲームまで、様々なゲームを愛してやまない。