9月24日にゲーマー専用のフレンドマッチングアプリ「G4M3RZ」をリリースした株式会社G4M3RZ。
今回は、株式会社G4M3RZ代表取締役社長、酒井大翔さんにお話を伺いました!
(以下、会社名はG4M3RZ、アプリ名は「G4M3RZ」と表記します。)
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eSTORY:
アプリ「G4M3RZ」をリリースされたとのことで、アプリや会社にまつわる話、今後のビジョンについてもお聞きしたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
酒井さん:
承知しました。よろしくお願いいたします。
eSTORY:
まずは、酒井さんご自身についてお伺いします。現在、どちらの大学に所属されているのでしょうか?
酒井さん:
慶應大学総合政策学部の3年です。
eSTORY:
酒井さんのe-sportsとの出会いは何ですか?
酒井さん:
最初に始めたのは、荒野行動でした。中学2~3年の時ですね。
eSTORY:
会社を設立されたのはいつなのでしょうか。
酒井さん:
G4M3RZは8月に設立しました。
eSTORY:
設立した動機などお聞かせください。
酒井さん:
元々、自分のアイデアを形にして世の中に発信したいという気持ちがありました。4社での長期インターンを経て、自分のアイデアをビジネスにするというスキルを磨きました。
e-sportsをもっと盛り上げたいというところでゲーマーのコミュニティを盛り上げられるサービスを作ろうというアイデアを形にしたいというのがきっかけですかね。
eSTORY:
なるほど。
eSTORY:
では、「G4M3RZ」についてお聞きします。「G4M3RZ」の強みはどのようなところでしょうか?
酒井さん:
このアプリの強みをお話しするにあたって、少し会社のビジョンについても説明します。今、ゲーマーは周りから良くない印象を持たれると思っているのですが、「週末、本を読んでます」と同じレベル感で「週末、ゲームやってます」と胸を張って言えるような世界を作りたいという目標があります。その目標のために、まずゲーマーのコミュニティ、ゲーマー同士のつながりに焦点を当てました。現状のゲームマッチングアプリは、一回一緒にプレイしたら終わり、というケースがとても多いように感じました。そこでこの「G4M3RZ」では、各々のプレイスタイルに合ったフレンドを見つけ、末長く深い関わりになっていける、というコンセプトになっています。それが一つの強みとも言えますかね。
eSTORY:
なるほど、会社としてコミュニティを作る、大きくしていくというところを見据えているからこその強みですね。他にはありますでしょうか?
酒井さん:
従来の文化の代わりになっていく、という面もあります。Twitterで#○○履歴書のような平成のプロフィール帳文化のようなスタイルが残っていますが、正直なところあまり魅力的でない、イケてないと思っています。そして、魅力的でないから人が集まらないという風に思っていて。このアプリを使うと、それらの代わりとして自分のゲームに特化したポートフォリオみたいなものが作れる、それが二つ目の利点・強みだと思っています。
eSTORY:
次に、アプリを作る上で、または会社を動かす上で大変だったこと、まだできていないことがあればお聞かせください。
酒井さん:
この会社は慶應の学生三人でやっていて、プロダクト開発は自分以外の二人にお願いしています。その二人も現場で働く経験をしておりプロダクトを作るスキルは社会人と大差ないと思っていますが、学生というところがあって実際に世の中に出すサービスとしてゼロから作っていくというスキルはまだ持っていないですし、会社としてまだ経験していないところですね。また、未熟さと言いますか、学生としての勢いはあるけどそれが本当にターゲットに必要とされているものなのかというのが一番考えさせられたところですかね。
eSTORY:
これからの展望をお聞きしたいのですが、先ほどのお話にも上がった、ゼロからサービスを作るというところを見据えていらっしゃいますか?
酒井さん:
いえ、今は「G4M3RZ」を使ってどれだけのコミュニティができるのか、作られたコミュニティをどう盛り上げられるかというところに注目して、いかに「G4M3RZ」を使ってもらえるか、魅力を届けられるかというところにシフトしています。コミュニティを作った先で、そのユーザーさんに提供する新しいサービスをもう一つ作ろうと動いています。
eSTORY:
本日はありがとうございました。最後に、酒井さんから一言お願いいたします。
酒井さん:
アプリがリリースされ、大きい大会の協賛も決まり、これからもっと動いていくことになるので頑張っていきたいと思っています。
学生でありながら会社を立ち上げ、e-sportsコミュニティを盛り上げようとする酒井さんの熱意はインタビュー中にもひしひしと伝わってきました。e-sportsにおいてはプレイヤーが脚光を浴びがちですが、サービス提供という形で携わっている方々の尽力にも注目していきたいですね。